静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
昨今は先進諸国を中心に、肥満率の上昇・慢性病の増加がより深刻になっているみたい。
それは食品が多く売れれば潤う方々がいるし、その為の食品開発・研究・広告宣伝に多額の資金が投入されているわけですから。。
何を食べ、どう暮らしていくか?という問いには、きっと十人十色の答えがあると思います。
皆が皆健康志向に傾倒することによる経済的な弊害もあると思いますし、その反対に邁進することは医療費の増大や労働力の低下など、これはこれで問題が…。
そんなことを僕ごときが憂いていても大きな影響は無いと思いますが、この様な発信を続けることで読者の皆さんの生活に何か良い影響が起こるのであれば、それは嬉しい限りです。
さて、今日も引き続きダイエットネタを。
日進月歩の肥満研究において、『停滞期』と『リバウンド』というキーワードはいつの時代も話題の中心であります。
先日から続く投稿の中で、『体重のセットポイント』が存在するということをお伝えしてきました。
日々食べる量や運動量が変化しますが、脳の視床下部というところが体内のあらゆる器官を調整して”セットポイント”に体重を戻そうとする作用がある事が分かっています。
つまり、このセットポイントが下がらなければ停滞期からの脱出は難しいですし、数ヶ月かけて落とした体脂肪も急速に戻りやすくなる。
これは一大事です。
この体重の自動調節装置の設定値を下げる為に有効な方法が、『間欠的ファスティング』であると近年注目されています。
※間欠的ファスティングについては、またの機会に詳しく。
食べる回数を毎日一定にして過ごすのではなく、1日おきや数日に1回、といった頻度で十数時間から36時間ほどの絶食期間を設けるというものです。
(実施においては、糖尿病などの疾患がある方は必ずお医者さんと相談です。)
欠食している間は”インスリン”が積極的に分泌されません。
インスリンの分泌が成されない時間を作ることが、体重のセットポイントを引き下げる要因になるという主張が近年流行っています。
この理論、指導の現場や僕自身の体でも結構確信を持てる実績が出てきました。
以前はオーソドックスなカロリー収支の理論を支持していましたが、そればかりではうまくいかないことも多いのです。
(停滞期をむかえて、さらに摂取エネルギーを下げていくのはナンセンスだなと考えています。運動量を著しく増やしていくのも×かなと。)
健康面に関する検証も結構なされていて、多くの方にとって安全に実施できる減量法だと今は考えています。
という感じでまた長くなってきましたので、今日はこの辺で。
世界中の頭が良い人たちが”う〜ん。。”と考え続けているこの問題。
常に理論は上書きされていきますので、なるべくアンテナを張っていたいトピックスであります。
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