【2/20(土) 街の暮らしでは気がつかないこと】

今日はパーソナルトレーニングのお休みを利用して、トレッキングのシークレットツアーを開催。

 

色々と気をつけることが多いこのご時世。

対外的なお知らせはせずに、お住まいの地域限定のプライベートイベントとなりました。

 

 

雲一つ無く超快晴・限りなく視界良好な環境で、雄大な山の懐をただただ歩く。

 

午後は予報通りの強風に吹かれましたが、透明感のある頂を間近に拝む。

皆さん大満足の1日となった様です。

 

 

さて、自然の中ではいつも様々な気付きがあります。

 

登ったり降りたり、足元が不安定になったり安定したり。

 

遠くの景色と目前に迫る枝葉。

下り坂で一歩ずつ感じる加速感と減速感。

 

そんな風に次々と変化する体の外の環境を、僕たちの体は無意識的に感じ取って『次に何をすべきか?』を瞬時に判断。全身に指令を出しています。

 

 

その後に実際に体が動いて、転ぶことなく確かに前進することができるのです。

 

ガイドをしながらお客さんたちの体の様子・動きの様子をついつい観察しちゃうのはトレーナーとして染み付いてしまったクセ。

 

とてもリラックスしてスルスルと進んでいく方もいれば、一歩一歩が不安気な方。

 

降りで膝や前腿が辛くなってしまう方もいれば、これもまたスルスルと滑る様に進む方も。

 

こういった違いって、筋力や心肺機能だけでは無いところの差が大きく出ちゃうんだなと何だか確信しちゃいました。

 

 

現代人にとって、筋力トレーニングはもちろんやらなければならないこと。

(日常生活での負荷は、多くの方にとって体の機能を維持する為には低すぎます)

 

 

もう一方で大切なのは、やっぱり体に備わった『感覚器(センサー)』の能力。

 

そして、体を自分が思った通りに動かす為の身体操作。

 

街の暮らしではなかなか気が付かないけれど、街を離れて過ごす時間の中で発見する体の衰え。

そんな気が付くことが無い衰えが、徐々に着実に体を蝕んでいくのだな。。。

 

 

少しでも日常を快適に過ごせる様に。

 

そして少しでも長く自分の足で歩き、好きなところへ行ける様に。

そんな人が1人でも多く増える様に、コツコツと取り組みを重ねていこう。

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