痛みへの間違った対処法

身体の痛み・不調を改善していく時の間違った対処法
【間違い1】
マッサージでほぐせば痛みが治る

痛みが出ているところが、必ずしも原因とは限りません。
痛みを緩和するためにマッサージに通っても、すぐに痛みが戻ってしまうのは原因が別にあるからです。


つまり、痛みを緩和するアプローチと、痛みが出る場所の負担を減らすアプローチは違います
ただほぐしていても、使えていない筋肉にアプローチしないと一向に改善しません。

 

【間違い2】
腹筋を強化すれば、腰痛を改善できる

腰痛の人がついついやってしまうのが、腹筋を鍛えることです。
もちろん腹筋の筋力が弱いことも、腰痛の原因の一つである可能性があります。
腰痛と言っても、様々なタイプがあります。

 

①前屈した時に痛みが出るタイプ
②後屈した時に痛みが出るタイプ
③身体を捻った時に痛みが出るタイプ
④上記の複合型

 

これらはそれぞれ原因が異なり、違ったアプローチで改善に取り組む必要があります。
原因は腹筋だけではなく、

・腿の表と裏
・お尻
・背中
・膝下の筋群
などなど、、

 

これら前後左右の状態を見極め、適切なトレーニングを行なって初めて腰痛は改善に向かっていくのです。

 

【間違い3】
柔軟性が上がれば、痛みを防げる

多くの人が誤解してしまうのが、筋肉の柔軟性を向上させれば痛みの予防・改善になるということです。
ただストレッチをしているだけでは、マッサージと同じで一時的な緩和は得られても、予防や根本の改善にはつながっていきません


これも筋力強化と同様に、特に柔軟性を向上させる必要がある部位を適切に見極めて対処していく必要があります。

 

痛くなったら痛みを取ってもらう…これからの人生も、あなたはその繰り返しで満足できますか?

 

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