静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

何年か前から、”良質な脂質”の重要性について健康産業界隈では騒がれてきました。

僕たちの細胞を形成する”細胞膜”は脂質の一種である”リン脂質”から成り立っており、脂質が必要不可欠な栄養素であります。

脂質にも様々な種類がありまして、体に悪影響を及ぼすもの。恩恵をもたらしてくれるもの。その両方を持ち合わせたもの。

様々あります。

今日は、食後や睡眠中なんかに陥りがちな『空腹時低血糖』状態について。

少し前の記事で、食後のボンヤリ感や寝起きの体の重さって、空腹時に適正な血糖値を維持することが難しくなっている体の状態が影響している旨をお伝えしました。

血中のエネルギー欠乏状態。

特に脳においては、その影響をダイレクトに受けます。

日々積み重なればこれは多大な損失を生み出していると思われますので、早期に改善したい一大事であります。

そんな時飛び道具的に活躍する食品が、『MCTオイル』です。

MCTオイルとは、日本語訳をすると”中鎖脂肪酸”と呼ばれる脂質。

含まれる食品はココナッツオイルが代表的ですが、栄養療法的には天然オイルから抽出した”純粋なMCTオイル”が使用されます。

※ココナッツオイルをそのまま摂取するのは動脈硬化などを促す飽和脂肪酸が多く、結構デメリットも指摘されているのであまりオススメできません。

脂質は一般的に消化吸収が緩やかですが、MCTはその過程が非常に迅速に行われます。

吸収されると脳のエネルギーとなる”ケトン体”が体内で生み出されるので、低血糖状態に陥っている脳に、短時間でガツンとエネルギーを供給してくれます。

摂取後、血糖値の乱高下も起こりにくく色々と好都合なのです。

長くなってきましたので、続きはまた明日。

一般的に見慣れない用語が出てくると、一気に内容への親みが薄れてしまいますね。。

明日以降、なるべく分かりやすくお伝えする努力をしてみます。

MCTオイルのカプセルは、僕も日々のサプリメンテーションに活用していますよ。

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