静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
知れば知るほどに迷宮へ迷い込む、からだの不思議。
ひとつ知ることで、まだ知らないことが明らかになっていくという無限ループに陥っていきます。
無知の知とはこの事でしょうかソクラテス先生。。
ということで、今日も僕が知り得た先人たちの知を少しシェアしていきましょう。
加齢によってダメージが蓄積する体のパーツのひとつ、それが関節です。
その中でも軟部組織、とりわけ『軟骨組織』は消耗しやすい部位として注意が必要です。
特に膝関節の半月板といった軟骨組織は、生活習慣や過体重・関節のアライメント(整列)不良なんかで拍車をかけてすり減っていくことが分かっています。
厄介なのは、こういった軟骨組織は再生能力に乏しく、自己再生はほぼしないという事です。
消耗が激しくなると外科的な手術で人工関節を入れたり、骨を切って短くすることで骨同士の間隔を開く様な処置を行う必要が出てきます。
(そうしないと、痛すぎて歩けなくなってしまうということです。)
僕は運動指導者ですが、そんな観点から巷に溢れるトレーニングを考察すると、膝関節に大きなリスクのあるトレーニングって結構あることが分かります。
そんなことを知ってしまうと一般的に推奨されていても、『やらない方が良いじゃ。。』というトレーニング種目ってたくさんあったり。。。
自分もやらないし、クライアントの皆さんにも絶対にやらせない種目って結構あります。
とはいうものの運動って結構趣味の領域でもあると思うので、あまりお節介なことは言わない方が良いのかな、なんて思うことも。
この辺りも、なるべくお節介おじさんにならない様に結構気をつかうところです。
なんだかオチに向かって迷走してきたのでそろそろまとめに。
膝へのダメージを促進する関節の状態として、
『膝頭に対してスネの骨が外側に向いている状態』
が代表的です。
ガニ股で歩きがちな方なんかは、典型的な膝痛へのリスクホルダーだと思います。
ガニ股じゃなくても、検査をするとスネが外に向いちゃっている方ってたくさんいます。
(僕もちょっと外を向いているので、コツコツと改善に取り組んでいますよ。)
そんなあなたは、動画の様なエクササイズでつま先を内側へ動かす練習をしてみましょう。
動画はオープンチャット内、同日の記事を参照です
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結構思った通りに動かないものです。
関節は消耗品。
人工的なものと交換するのも大仕事。残念ながら失敗することもあります。
トレーニングの為のトレーニングにならない様に配慮していきたいなぁ、なんて思ってます。
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