今日は、意外と気が付くことのない体の衰えポイントをご紹介。
僕のパーソナルトレーニングでも積極的に取り入れている動き。
マット運動の前転、謂わゆる”でんぐり返し”です。
子供の頃は体育の時間にみんなで行ったこの運動ですが、きっともう長らくやられてないんじゃないかなと思います。
多くの方が久しぶりにでんぐり返しを行うとビックリされるのが、たった一度回っただけで目が回ってしまうということです。
(体育の時間なんて、何度も連続で回っても平気だったのに!)
これは前庭という耳の奥にある、傾きや加速度を感知するセンサーの機能が衰えているというサインです。
将来的な体の平衡を保つ機能に不安が出てきます。
そして、そもそもでんぐり返しそのものがとっても怖かったり、どうやって体を動かしたら良いかイメージできなくなっている事も。
これは体の成長に伴って重心の位置が下がっていたり、そもそも関節を動かせる範囲が変わっていたり。
脳が記憶している”でんぐり返しとはこういう動き”というのと、実際に今行おうとしている体にギャップがあって『なんか違う!』と脳が混乱を起こしている可能性が。
今夜あたり、でんぐり返しにチャレンジしてみてはいかがでしょう?
安全のため、布団や広いベッドの上がおすすめです。
体が丸まらなくて腰の辺りを強打してしまう方もいると思いますので、何卒ご無理のない様にお願いします。
※不安な方は行わない様に、自己責任でお願いします。
体の変容とあわせて、体のセンサーもアップデートするトレーニングが必要だったりします。
スマホのOSをアップデートする様に、体も定期的にアップデートをかけてあげたいですね。
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