トレーナーの仕事をしていると、様々な方・症例に出逢います。

基本的にはどの方も、『運動や食を通じて健康で快適な暮らしを送りたい。』という想いは共通です。

(そのプロセスで、ボディラインを整えたり痛みを緩和したり、身体機能の向上を目指したり。様々なご要望がありまして、一緒に取り組んでいます。)

そんなパーソナルトレーニングですが、基本的にはご自身では解決できない問題を抱えていらっしゃるのでご依頼いただくことが殆ど。

・運動したくても思い切り運動できない方。

・運動することで逆に体のトラブルが起きてしまった方。

・運動をしても思う様な成果が出ない方。

・より専門的な運動をしたい方。

どんなケースでも、まずは『前進することを邪魔している要素』を取り除くことが大切だなぁと考えています。

スパッとうまくいく事もあるし、全然うまくいかなくて打ちのめされることもまだまだありますが、こればかりは真摯に知識と経験の幅を広げるしかありません。

そんな模索の日々の中で触れた知を、少しずつあなたにもシェアしていきますね。

知識と知恵は人を救う。

そんな風に考えています。

いつも通り前置きが長くなりましたが、『原始反射』ってご存知ですか？

赤ちゃんの手のひらに触れると手を握ったり、ちょっと大きな音が鳴ると体をビクッと動かしたり、唇を刺激すると母乳を飲もうとしたり。

こんな主に乳児期に持っている、本人の意思とは関係なく自動的に起こるアクションを原始反射といいます。

出生する時や発達に対してとっても重要な役割を持っています。

こんな原始反射、脳の発達とともに消失していくことが分かっていますが、その一部が大人になっても残ってしまっていることがあります。

運動の様子がぎこちなかったりするだけでなく、感情が不安定だったりストレス耐性が低かったり、周囲の音や光に対して知覚過敏ぎみだったり。

運動時のみならず、日常生活でも色々と不都合なことが起こるということが分かっています。

ここでは検査の方法などは割愛しますが、丁寧にまとめているサイトを見つけたのでシェアしてみますね。

【一般社団法人ここからだ：原始反射とは】

http://genshihansha.jp/genshihansha

もしかして。。というあなたには、何かのキッカケになれば幸いです。

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