◆【2/8(月) 腹筋バキバキには色々と不都合が】

一般的に正義とされていることも、見方を変えると一転悪と捉えられることもあります。

 

しかしその悪は、ある方にとってはまた別の正義でもあったりします。

 

二元論の世界に囚われずに、一見対立する立場の考え方やあり方も理解する様努めたい。

世の中の様子を見ながら、そんな風に考える日々です。

 

 

フィットネス業界では、『割れた腹筋』や『お腹の縦線をつくる』といった腹筋のトレーニングが度々トレンドとなります。

 

お腹にボコボコっと出る隆起。

みんな大好き『腹直筋』のトレーニングです。

 

 

引き締まって筋肉の存在感を感じられるウェスト、格好良いですよね。

 

『審美』という価値観からは称賛される腹直筋ですが、『機能性』という観点から考察するとちょっと様子が変わってきます。

 

 

謂わゆる『腹筋』というものには腹直筋の他に3種類の筋肉が存在します。

 

計4筋、それぞれに任せられたはたらきがあります。

 

 

腹筋を割るトレーニングとは、一般的に『腹直筋』を鍛えるトレーニングのことを指します。

(腹筋ローラー的なあのアイテムも、腹直筋トレーニングの道具です)

 

 

腹直筋だけを頑張って鍛えると、筋力はもちろん他の腹筋との『使い方のバランス』の様なものが崩れてきます。

 

お腹の筋肉は呼吸にも大きく関わっていますので、まずは呼吸の仕方にトラブルが起きる原因となります。

そして、腰の支え方にも大きなエラーが。。。

 

 

結果は腰痛であったり、肋骨がガバっ!と開いた状態で動かなくなることでクビレも消失する恐れが。

 

…なんて、腹筋割るのダメーみたいな夢の無い話になってきちゃいましたが、『審美』と『機能性』を両立することは可能であると僕は考えています。

 

 

そして、両立する為には何をすれば良いか?と色々考えています。

 

 

ここではとても伝え切れないので、ヒントをちょっとだけ。

 

謂わゆる『体幹トレーニング』にも併せて取り組んでみたいですね。

 

 

地味だしボディラインの変化は感じ取りにくいですが、とっても大切。

体を動かすのは得意でも、『支える』のはとっても苦手という方多数。

 

そんな現場での肌感覚です。

 

 

うまくオチが見つかりませんでしたが、今日はこの辺で。

 

人体とは精巧なシステムの集合体。

どこか一部分だけにフォーカスすると、別のところに不都合が出てきてしまう。

 

 

難しくもありますが、とても面白い世界が広がっています。

 

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