静岡市葵区・駿河区・清水区で活動しております。
『シェイプアップ・アンチエイジング専門』
パーソナルトレーナーの堀航大です。
すっかり久しぶりのブログとなってしまいましたが、今年はサボり気味の情報発信もしっかりと行っていこうと思います!
有益な情報が多くの方々に届く様頑張ります^ ^
まだまだ寒い季節が続きますが、あなたにはこんなお悩みありませんか?
つま先が冷たくて冷たくて…冷え性が酷くて辛い!
そんな方で特に多いのが、普段からハイヒールを履く機会の多い方。
または立ち仕事の方にも多い傾向があります。
そんな方々に共通している一つの傾向は、この筋肉がものすごく凝っている(拘縮している)こと!
下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)!
ハイヒールを履いている時は常に収縮を強いられ、立っている際には姿勢の制御で常に使われている筋肉です。
私のパーソナルトレーニングは軽い施術から始まることが多いのですが、冷えを感じやすい方ほど下腿三頭筋の筋拘縮が認められる傾向が非常に強いです。
知らず知らずのうちに頑張ってくれている、謂わば縁の下の力持ち的筋肉のひとつですね!
下腿三頭筋のうち腓腹筋(表面に見えるモリッと大きな二つのふくらみ)は『第2の心臓』と言われる、脚において非常に重要な筋肉です。
脚の末端に来た血液はミルキングアクションと呼ばれる腓腹筋の収縮活動によって、心臓に戻るのを促されます。
したがって、この筋肉の機能が凝りや筋力の弱化によって低下すると…もうお分かりですね?
血液をはじめとする脚の体液循環が阻害されてしまい、つま先といった末端部の冷えがより促されてしまうということです!
※身体の中心部にある高温の血液が、十分につま先まで送り届けられないイメージ。
もちろん筋力トレーニングによって十分な筋力を回復してあげることは必要不可欠ですが、筋トレと同じぐらい大切な取り組みが腓腹筋のストレッチです!
筋肉が凝った状態(筋拘縮の状態)は、疲労などが原因で筋肉が一生懸命継続的に収縮しようとしている状態。
この状態から脱出する為には、まずは正しいストレッチを行うことで十分に引き延ばして緊張を緩めてあげることがとっても大切なのです。
この筋肉を伸ばすストレッチで恐らくあなたがイメージされたのは、体育の授業でもお馴染みな『アキレス腱伸ばし』ではないでしょうか?
残念ながら、アキレス腱伸ばしでは十分に腓腹筋がストレッチされません!
こういうやつ↓
その代わり、ぜひあなたに行っていただきたいストレッチの種目がヨガの『ダウンドッグ』というポーズ(アーサナ)です。
ダウンドッグ!これ!
↓↓
腓腹筋の付着部・筋膜連結などを解剖学的に考察すると、ダウンドッグが最も優れた腓腹筋のストレッチであることは紛れもない事実です。
※同業者やマニアックな方向けキーワード
・SBL(スーパーフィシャル・バックライン)
・腓腹筋内側頭
しかもこのポーズは、腓腹筋と同時に脚の体液循環を阻害するもう一つの原因である腿裏の筋肉(ハムストリングス)も同時にストレッチをして緩めることができます。
相乗効果で脚の体液循環が促され、続けて実施していけば足がポカポカとしてくる素晴らしいストレッチです。
※ヨガでは極めてメジャーな種目なので、ここでは具体的なポーズの取り方については割愛します。googleで”ダウンドッグ やり方”といったキーワードで検索してみてください!笑
あなたが抱える身体の不具合には、そうなってしまっている『原因』が必ずあります。
その原因を取り除く為には専門家の力を借りなければ難しいことと併せて、あなた自身が日々の中で実施できることが必ずあるはずです。
私のパーソナルトレーニングではこの様なセルフケアもレクチャーし、お土産として持って帰ってもらっています。
ぜひつま先の冷えでお困りのあなたには、実践していただきたい習慣です!
今回のテーマは足の冷えでしたが、ご紹介した原因はその可能性の一部。
それでも改善しなければ、また別の原因が隠されているかも知れません。
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